アマビエ暑中見舞い

アマビエってなに?

この数ヶ月のコロナ禍で、この名前をテレビやネットで見かけた人は多いのではないでしょうか。

 

「あまえび」にも似たネーミングで「それって美味しいの?」なんて思った人もいたとか、いないとか...でも残念ながら食べるものではなく、アマビエは妖怪なんです。

 

では、アマビエはどんな妖怪なのでしょう。

 

 

以下、ウィキペディアより

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%9E%E3%83%93%E3%82%A8

 

アマビエとは...日本に伝わる妖怪。海中から光をかがやかせるなどの現象を起こし、豊作・疫病などに関する予言をしたとされる。

 

江戸時代後期に製作されたとみられる瓦版に類する刷り物に、絵と文とが記されている。肥後国(現・熊本県)の夜ごとに海に光り物がおこったため、土地の役人がおもむいたところ、アマビエと名乗るものが出現し、役人に対して「当年より6ヶ年の間は諸国で豊作がつづく。しかし同時に疫病が流行するから、私の姿を描き写した絵を人々に早々に見せよ。」と予言めいたことを告げ、海の中へと帰って行ったとされる


アマビエブーム

この、一見してちょっと不気味な妖怪アマビエですが、ちょっとしたブームになってますね。

 

多くの企業がアマビエを使った商品を開発するにとどまらず、厚生労働省までもが新型コロナウィルス感染症拡大防止のために、若者を対象とした啓発アイコンを作成しています。(下写真・左)

 

また、約300年の歴史を誇る白河だるま総本舗(福島県白河市)のオリジナルブランド「Hanjiro」では、『アマビエだるま』制作し、話題をよんでいます。(下写真・右)

 

厚生労働省 啓発アイコンのアマビエ

白河だるま総本舗の「アマビエだるま」


アマビエブームで見逃されたこと 民俗学者が書く「物言う魚」の本質

以下引用

https://withnews.jp/article/f0200530005qq000000000000000W0ex10101qq000021217A


海中に毎夜光る物が出るので役人が行ってみると、アマビエはこう告げて、海中に入った。「私は海中に住むアマビエと申すものである。今年から6ヶ年のあいだ諸国は豊作になる。しかし病が流行するから、早々に私を写して人々に見せよ」

そのようすが江戸まで伝えられ、瓦版に描かれた姿は、長い髪でくちばしを持ち、体には鱗、脚の先は三つに分かれている。

つまりアマビエは、病の流行を「予言」していても、疫病から逃れられる「除災」はアピールしていないのだ。

このため、アマビエ研究の第一人者である長野栄俊氏は、今回のアマビエブームには予言の要素が見られず、「護符」としての特徴だけが拡散したと分析。「それなら、その姿を見たものに『無病長寿』を約束し、諸国に広めることを訴えた『アマビコ』という妖怪の方がふさわしい」と指摘したのである。

しかしアマビコは、アマビエと同じ三本足でも、いくつかの写し絵を見ると、猿のようなルックスでかわいげがない。アマビエ自体が「アマビコ」の誤記だという説もあり、そもそもの性格に対する誤解はあっても、女性的な姿形と「アマエビ」にも似た語感が、これほどまでに愛される要因になっていることは間違いない。

実はアマビエは、病の流行を「予言」していても、疫病から逃れられる「除災」はアピールしていないのだ。このため、アマビエ研究の第一人者である長野栄俊氏は、今回のアマビエブームには予言の要素が見られず、「護符」としての特徴だけが拡散したと分析している。

今だからこそ もう一度思い出そう

災いの「予言」しかしないアマビエですが、「アマビエに頼れば大丈夫」などという「除災」の意味を持たないからこそ、そっと寄り添うかたちで人々に受け入れられたのかもしれないですね。

 

しかし残念ながら、ブームというものは過ぎ去ると一気に冷めてしまうものですが、このアマビエブームは、ブームで終わらせてはいけないと多くの人が訴えています。

 

「いつもこころに アマビエを」

 

第一波が収束し、少し心の余裕ができた今だからこそ、このアマビエの存在をもう一度思い出していきたいですね。では、そのためにできることはなんでしょうか。

そうだ 暑中見舞いを書こう

親戚や友人、仕事先でお世話になっている人...

「また今度会いましょう」「近いうちにご飯でも」

気軽に約束ができる日常が、とても懐かしく思えてしまうものです。

 

気軽に約束できない今だから、暑中見舞いを書いてみるのはどうでしょう。

自分の近況報告とともに、コロナ収束を願えたらいいですね。

 

「いかがお過ごしですか」のメッセージの横に、そっとアマビエを添えて...

アマビエのちからを借りて、親しい人にエールを送ってみましょう。

 

「これなんだろう」「こんな妖怪いたよね」

暑中見舞いを見た人たちから、そんな会話がうまれたらアマビエもクスッと満足そうに微笑んでるかもしれませんね。

 

コロナ収束の願いは一緒。

アマビエが本当のブームになるまで、もうしばらくこの妖怪と寄り添って日常を過ごしていきたいですね。